大阪エアコン日記
2021年08月02日
フレア加工をご紹介します。
フレア加工とは、配管パイプの中にある銅管の端をラッパ状に広げる作業のことです。
エアコンの室内機と室外機をつなぐ配管パイプを正確に接続するために行います。
エアコンの配管は、フレア加工でラッパ状に広げた銅管の口でもう一方の銅管を包み、さらに上からナットで接続部分を押しつぶすことで、隙間なく接続される仕組みになっています。
しかし、フレア加工が上手くいっていないと、配管のつなぎ目に隙間ができ、そこからエアコンの冷媒ガスが漏れ出てしまいます。
その結果、エアコンの電力効率が低下してしまいます。
まずチューブカッターといわれる工具で銅管を水平にカットします。
水平にカットしないと、フレア加工も歪みます。
フレアツールのクランプバーに開いている穴に、銅管のサイズと出し代を確認して銅管を挟みます。
クランプバーの穴と配管の寸法が合わないと、真円状のきれいなフレアができません。
フレアが歪んだり、サイズが小さすぎたり大きすぎると正確に配管接続ができず、冷媒ガス漏れの原因となりエアコンの動作不良を招きます。
綺麗にフレア加工ができました!
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